NPO法人PEACE ON相澤(高瀬)香緒里による日誌的記録(~2007年まで)


by peaceonkaori
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拷問,殺害,強姦,空襲…ファルージャで,バグダードで…(9月27日)

e0058439_17301358.jpg朝から、イラクの人権団体のガジさんと面会。目を逸らしてはいけないが、実際ヘビーな内容だった。受けとめるだけで精一杯、というか受けとめられたかもわからない。それぐらい、イラクの状況は異常だった。これからどう動くべきなのか、皆は話す。だけどわたしは抗不安剤を飲んだりする始末、情けない。だけど、知った責任、というものがある。

e0058439_17324056.jpge0058439_17324872.jpgその後、シメサニというアップタウンのレバノン食堂でお昼ごはん。店員さんがみんな「ウェルカム」なムードで、厨房まで入って集合写真を撮ってしまった。フルーツをふんだんにかざっている店内はカラフルで明るかった。
と、禁煙席を発見。アラブ人は皆、信じられないほどの本数のたばこを吸う。禁煙、なんて言葉などないと思っていたら、見つけてしまったー。

e0058439_17354751.jpgイラク「命の水」支援プロジェクトの会議に出席。気温50度を超える真夏のバグダードで水が不足している地域があると聞き、緊急支援として始まったこのプロジェクト。PEACE ONも呼びかけ団体になっている。9月8日には、東京都内で報告会も予定されている。

e0058439_17361191.jpg終了後原文次郎さんとヨルダン大学近くの薬剤師のハイサムさんを訪れる。薬局のオフィスには、日本のNGOからの感謝状がならんでいた。PEACE ONもファルージャ緊急支援など医療支援をおこなう時にお世話になっている。

夜も更けてゆくのだが、招待されていたヨルダン在住のパレスチナ人ムハンマドのお宅へ向かう。
e0058439_17362469.jpgカリフラワーの色ごはんにチキンが乗っている。お店でも家庭でも、どこに仕舞っておくのかというぐらいの大皿が、アラブでは使われている。それにキュウリとトマトのサラダやヨーグルトをかけて食す。あとはモロヘイヤのスープ。今ではアンマンの人口の7割をパレスチナ人が占めているが、パレスチナ人が最初にやって来た時はヨルダン人にとってはモロヘイヤなど家畜の飼料だったそうだ。こんなに美味しいのだから、今ではヨルダン人も食べる。
イスラーム教では占いや手品はハラームとされる。だけどオマルは「これは手品じゃなくて、トリックだよ」といって、様ざまな技を演じてくれた。わたし達は「ハラーミーだ、ハラーミーだ」といってからかう。2つ、トランプ手品を覚えた。わたしはムスリマじゃないから、いいんである。
わたしとYATCHが日本の「ふるさと」や「赤とんぼ」の歌を披露し、アラブの歌も教えてもらって皆で歌った。ベドゥインの歌もわたしの知っていたイラクの歌も、律動といい音階といい素晴らしい。それにしても、「ふるさと」は名曲だなあ。
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by peaceonkaori | 2005-09-30 21:52 | 中東にて