NPO法人PEACE ON相澤(高瀬)香緒里による日誌的記録(~2007年まで)


by peaceonkaori
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アンマン爆破事件のこと

アンマンの連続爆破事件については、悲しみやら説明しがたいふしぎな気ぶんやらが入り乱れている。こころの整理はつけられていない。

朝、枕もとに置いておいた携帯電話に、幼なじみからメールが入った。「日本にいるよね? しんぱいなので返事ください」と、文字が急いていた。かなたじけないとは思ったのだけど、こちらはアンマンを出国して1月も経つのでだいじょうぶ。
そのかわり、アンマンで友達になったヨルダン人やアンマンにいるかもしれないイラク人の友達に「オーケー?」とメールするわたしは、どきどきしている。

数人からは「ありがとう、しんぱいしないで」「神のおかげだよ」と返事があった。
ただ、あるアンマンの友達の大の大の大のお友達が、被害に遭ったらしい。かれは疑問符と感嘆符を多用して、「アブ・ムサーブ(ザルカウィ)が俺の連れを殺したのか」と嘆いていた。「アブ・ムサーブは俺の敵で、すべての真なるムスリムの敵だ」と罵り、「色いろあってもヨルダンは俺の国で、俺はヨルダンを愛しているんだ」という決意にも似た感情ををあらわにしていた。
それはとても悲痛で、わたしはどう言葉をかければいいのか悩み、そのメールにたいして未だに返信できないでいる。

すきなひとのすきなひとが殺される、ついこの前にわたしの歩いた街で素敵な友人がたくさん住む街でイノセントなひとが殺される-なんだそれは、と口惜しくてならない。
「ヨルダンの9.11」という形容もされている。イラク人が犯行におよんだという、よく理解できない声明まで出ている。今後の動きはどう考えても穏やかなものにはならないだろう。今とても、きんちょうしている。
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by peaceonkaori | 2005-11-12 10:52