NPO法人PEACE ON相澤(高瀬)香緒里による日誌的記録(~2007年まで)


by peaceonkaori
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そうだ!イラクの友に聞いてみよう

26日夜、サラマッドからイラクの現状のヴィデオ群を見せられる。拷問死の映像は、すでにアンマンでイラクの人権団体から受け取っていたものだった。これでもか、これでもか、というほど目を背けたくなるような現実がつづいてゆく。それを今わたしは、イラク人と見ている。
19日の深夜には日本到着早々のハニさんに、おなじものを見せてしまった。わたしの翌日の講演のために訳してもらう必要があったので。もちろんそんなもの、大すきなイラクのひとに見せるのは厭だ。ハニさんは衝撃を受けていたようだった。それでもきちんと訳してくれた。
このような仕事に就いているのにこのような事実を叩きつけらると貧弱なわたしは、入浴中にフラッシュバックが連続したり連夜の悪夢にうなされたりと、情けない事態を起こしてしまう。けれどこれらは現在イラクで実際にある状態であり、知った責任はあまりに重いが、それに耐えつつけっしてアクションを止めてはいけない。

e0058439_15513362.jpgそうして27日は、朝から準備に追われてバタバタと。今回の目玉イヴェントともいえる講演会。題して「そうだ!イラクの友に聞いてみよう」。
この日のために会議を重ねてきた実行委員会メンバーの会員さん達も次つぎに事務所に到着、さっそく仕事を進めてくださっている。みなさんにはイヴェントごとにいつも手伝っていただいていて、たいへんに有難い。
会場は事務所のお隣、臨済宗妙心寺派の養源寺さん。ふだんは法事などを執りおこなうホールでの、イラク人講演。目標の100人には及ばない45人程度の参加者でしたが、森住卓さんをはじめとするイラク色の濃いかたがたも多数お出でいただき、さらにうれしいことに遠くはるばる岩手から福岡から徳島から福島から会員さんが駆けつけてくだいました。そしてなにより、イラクからサラマッドとアマラというPEACE ONメンバーがやって来たのですもの! PEACE ONにとってまたとない良い時間だったのではないでしょうか。
前日にひきつづきまたもわたしは内容をほぼ聞き逃したのだけど、イラク大すきメンバー揃い踏みのディープな2時間半を過ごせたことと思います。お越しくださったみなさま、ありがとうございました。後日、この講演会を撮影したヴィデオから書き起こしをしようと考えています。

e0058439_15514819.jpg終了後の交流パーティは、ペルシャ&トルコ料理レストランzakuroにて。
1つめのサプライズは、サラマッドとアマラの結婚パーティ。サラマッドが戦時下でアマラに宛てたラヴレターをここでふたたび読み上げると、みんなからヒヤカシの声やら歓声やらが沸き起こり。キルトの正装とイラク国旗を身に纏った軍事ジャーナリスト&バグパイパー加藤健二郎さんによるバグパイプ演奏も披露され、大いに盛り上がったところで、2つ目のサプライズ。それは、PEACE ON代表YATCHこと相澤恭行からの婚約発表。記者会見さながらのフラッシュがたかれて眩しい。PEACE ONの裏組織(?)"LOVE ON"のリーダーであるサラマッドの顔もゆるみっ放し。YATCHとサラマッドのわかち難い友情が、お互いを祝福する。みなさまから色紙が贈られる。まさにピースフルな刹那が流れゆく夜なんであった。

(写真提供はPEACE ON会員でもあるWattan.こと渡邉修孝さん)
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by peaceonkaori | 2005-12-06 15:51 | イラク人来日プロジェクト