NPO法人PEACE ON相澤(高瀬)香緒里による日誌的記録(~2007年まで)


by peaceonkaori
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イサム報告会ぶじ終了、そして陸自撤退のニュース

e0058439_17512551.jpg1つ前の記事でおしらせした「イラク人カメラマンは見た!イサム・ラシードさん緊急報告会~映像が語るイラク市民の悲劇~」は、200名を超える参加者にお集まりいただき、大盛況のうちに終えることができました。どうもありがとうございました。

わたしはスタッフとしてちょこまか動いていたため、イサムさんのお話をじっくりとお聞きすることはできなかったのだけど、満員の会場で皆さんが息を呑んで、命懸けで撮られた映像に見入ったり魂のこもった声にじっと耳をうずめたりしているのが、とてもよくつたわってきた。イサム自身も、日本の人びとがイラクに関心を寄せていることに、たいへん感謝していたみたい。

そう、それが、今のわたし達にできること。11月に来日したPEACE ON現地スタッフも講演で、「どうかイラクのことを忘れないでほしい。世界から見捨てられているとかんじることが、イラク人にとってもっともつらいことだから」と云っていた。
バグダードで4万人規模の最大「掃討作戦」がおこなわれているというのに、その報道がほとんどつかまえられない。ファルージャやラマディでの惨劇のもようも、入ってはこない。
そのうえ、サマーワは比較的安定しているから、イラクに治安維持の権限が委譲されるという。サマーワ出身のスンニ派のわたしの友人は、シーア派のバドル旅団から脅迫状を受けとってイラク国外に避難したというのに。マリキさん、サマーワは前と比べてはるかに治安が悪化しているはずよ、なぜ?

治安権限委譲をもって、治安担当でなく「復興支援」をしているはずの自衛隊が撤退するというのも、おかしな話。もちろんわたしも、自衛隊は一刻も早くイラクから撤退してほしい、と願っている。とはいえ、あまりにも筋が通らないんじゃなくて?
今のままではサマーワの住民は、「日本軍はほとんど生活を改善してくれなかった、そのうえ日本企業も来ないまま撤収なの?」なんて思っていることでしょう。

そしてもっと嘆くべきは、陸自は撤退しても、空自はさらに拡大して「復興支援」でない米軍の後方支援をつづけるということ。イサムさんも講演で、「陸軍だけでなく空軍も、日本軍を撤退させてください」と促してらっしゃった。日本びいきのイラクの皆さんがこれ以上もう日本をキライにならないために、陸海空すべての自衛隊の撤収を、唱えつづけていかなければいけないと思う。

おしらせ。イサムさん報告会の記事が、「イラクでは記者は米軍に逮捕される!現状報告会」と題し、ライブドア「PJニュース」に掲載されました。パチパチパチ。

写真は、会場前にてイサムさんとPEACE ON代表YATCH(報告会には間に合わず)と。イサムさん、今度はいつお会いできるかな。シバレイさん提供。
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by peaceonkaori | 2006-06-20 17:51