NPO法人PEACE ON相澤(高瀬)香緒里による日誌的記録(~2007年まで)


by peaceonkaori
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夜明けまで

e0058439_738380.jpg午前3時を過ぎてなにか話し声が聞こえる。入国早々、気ぶんでも悪くなったかとしんぱいしてお部屋を覗いてみると、ハニシルワンが雑誌を片手に語らっていた。今夜は早く寝たのでもうすっかりいい気もちなんだそうだ。わたしも眠れなくなっていたので、チャイを入れて、おかきや茹で落花生などで、夜更かしにつきあう。YATCHはぐっすり眠ったままだ。
2人は自分らの絵を開梱して見せてくれたり、シルワンは絵の具を出してすこし手直ししたりしていた。ハニの絵は、相変わらずの「ハニ・デラ・アリ」なんだが、マテリアルや手法などやはり確実に進歩している。わたしは、へえ、と感嘆の息を吐いた。シルワンの絵も、かれのテーマである馬や牛をアブストラクトに描いた逸品ぞろいで、たちまち事務所はシルワン・ギャラリーと化した。日本人好みと思えるシックな絵。さすがのシルワン・バランであった。ギャラリーに飾るのが愉しみ、お客さんに観てもらえるのはもっと愉しみ。
シルワンは、ものの10分でわたしの似顔絵を描いてくれた。すこし眠そうなわたし。やっぱり日本人の目は細いんだそうだ。
そのまま朝になり、シルワンはヴィデオをまわしながら外へ出かけたりわたしにヨガを教えようとしたり、ハニはメールを書いたりメッカに向かってお祈りを捧げたり(教えた方角あってると思う…たぶん)と、なにかと元気。時差ぼけもあって、体内時計が狂っているみたい。それとも、これがアーティストのバイタリティか? わたしも過労がたたっていたから、へんな時間帯に起きつづける。シルワンは、お母さんに日本でお嫁さんを見つけてこいと言われたそうだ。かなりゲイシャに興味を抱いていた。んー、分からん…。2人はお散歩に行ってしまった。
さあ、今日が始まるぞー。わたしはシルワンのリクエストにこたえて、純和風の朝食の準備にとりかかるんであった。
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by peaceonkaori | 2006-09-30 07:38 | イラク人来日プロジェクト