NPO法人PEACE ON相澤(高瀬)香緒里による日誌的記録(~2007年まで)


by peaceonkaori
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アンマン市街を歩く~コーダホテル訪問~

街へ出る。アラブ銀行の近く、マンスールホテル(通称「コーダホテル」)へ。クリフホテルの従業員サーメルがついに持った念願のコーダホテル(サーメルは経営トップではないが)。
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3年前、クリフホテルに「コーダ青年」は宿泊した。香田証生くん。コーダくんはイラクの現状を見たいと、急速に治安の悪化したバグダードへと向かった。サーメルは思いとどまるよう説得したがコーダくんの意思は強く、最後にはサーメルは見送った。バグダードでコーダくんは人質として捕らえられ、日本という国の政府は一切交渉せず、コーダくんは首を斬られた。米軍による第二次ファッルージャ総攻撃の直前だった。サーメルの無念さははかり知れない。コーダくんを忘れないようにとコーダホテルを夢見る。
日本で必死に解放の糸口を探した。日本という国の政府がだらだらと交渉を引き延ばしていればとも思う。ニュースで死を知り咽び泣いた。サーメルと面会し咽び泣いた。コーダくんはあるいはわたしだったかもしれず、わたしはコーダくんを忘れることはない。
サーメルは日本人バックパッカーに絶大な人気で、コーダホテルもさっそく9割が日本人客だという。サーメルが日本人客にサービス過多のためほかの経営者が問題視しているらしい。受付にはご両親から贈られたコーダくんのお写真、お友達が描いたコーダくんの似顔絵もある。宿泊できずに申し訳ない。
お客さんと話をする。ある日本男性はコーダくんのために祈祷してくれたらしく、1年半ほど旅をしているという。タイの刑務所の収容者を支援したり、ほかにも模索していて、ナオミ・クラインの著書や企業の経済力ランキングなどについて話が弾む。久しぶりの日本人との会話で、とても興味深い。台湾女性はホームレスやツナミ支援など多岐の活動をしている。興奮して意見交換をした。

近所にあるイラク食堂「アザム」でお昼を食べる。お隣に移転していて、日本語の看板もあり驚く。ごはん、チキン、お茄子の煮込み、トマトときゅうりのサラダ、お茶。2JD(約330円)。イラキー従業員と同席、イラク料理のドルマの話などする。待ってるからまた来いよと云われる。
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通りのディスターシャ屋(服屋)さんなどをぶらつく。日本人好みのシックなワンピースを気に入るが、25JD(約4200円)もするので、考えて止す。布製品を買うならやっぱりシリアがよい。ヨルダンで売られているものは、シリアからの輸入も多い。今回は大量の絵画を持ち帰るため、販売用の物品はほとんど買えず。
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by peaceonkaori | 2007-11-09 23:01 | 中東にて