NPO法人PEACE ON相澤(高瀬)香緒里による日誌的記録(~2007年まで)


by peaceonkaori
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2005年 09月 09日 ( 1 )

渡航準備

昨日の朝は赤坂にあるシリア大使館へ行って、ヴィザの申請をしてきた。ヨルダン帰りは、シリアからなので。e0058439_23485529.jpg
両親の名前からじぶんの職業(Directorなんだなあ…)、はたまた「occupied Palestineへ行ったことはあるか?」まで、様ざまな質問を用紙に答える。occupied Palestine(=イスラエル)へ行ったことがあると答えれば、ヴィザはもらえない。
シリア大使館の概観は意外にも日本風なんだが、オフィス内は典型的な外国のオフィス然としていた。クールな係官のクールな対応をよそに、わたしはキャッキャと室内をうろつき回り、バッシャルの肖像画を眺めてこころのなかでかれに呼びかけたり、土地のままに隆起した大きな地図に無言で感嘆符を放って盛り上がったレバノン山脈をちょこんと撫でて、「やっぱこの山を越えてレバノンにも入りたいわあ、シングルやのうてマルチのヴィザにしたいねんけどなァ」などと吐息。けっきょくは1回きりのシングルを申請したのだけれど。
クールなシリア人係員は、領収証の宛名を「NGO様」と書いてしまわれた。お兄さん、うちら「PEACE ON」いいますねんけど…どうなん?

e0058439_02483.jpgそして今日、無事にヴィザを取得した。
わたしは幾度もじぶんのパスポートをひらいては、その査証に恍惚としている。

そんなこんなで昨日や今日はとくに幾度も、「スーリヤ! スーリヤ!」と喜び躍っていたら、代表YATCHが「この子を連れて行ってほんとうにだいじょうぶなのだろうか」と不安そうな視線を浴びせてくる。…もうすこし、静かにしていよう。

準備はほかにも進めている。

先週は、ジャーナリストの常岡浩介さんに海外でも使える携帯電話をお借りした。現地でSIMカードさえ買えば、番号を持てる(アンマンで番号を取得しだい、本ブログにてお報せします)。同席されていたカメラマンの周香織さんもおっしゃっていたが、やはり携帯電話を携えておくとなにかと安心だ。アンマンの街をひとりそぞろ歩き、の際とかね。ありがとうございます、常岡さん。今後のことを考えてこの古い個人携帯電話も、国内外に使用可能な最新モデルに買い換えるべきなのかしらん?
電話といえば、スカイプアウトでもかけられるようにしておいた。これは、日本国内にかけてもIP電話より安い場合もあり、なんといっても海外用にはかなり安価だ。ネットカフェ代とスカイプアウト代と、携帯電話代をよくよく比較して、すこしでも安く済まそうと思う。

それに、お肉を食べている。
わたしはふだんほとんどお肉を食さないのだけれど、アラブ料理はていねいにほふられたものとはいえお肉料理ばかりだから、向こうでの食生活にたぶん胃腸がビックリするだろう。そう思って、すこしずつだけどお肉を食べ始めた。これだって健康管理の1つだ!…たぶん。

昨日の朝には、航空券も届いた。
10日後の今頃には、もうエミレーツ航空に乗っている。機上のひと!

何度も足を運んでいるNGOスタッフや記者やビジネスマンや旅行者のかたがたにはない感情かもしれないけれど、大使館へ行ったりヴィザをとったり飛行機の切符を手にしただけで、わたしは身体じゅうの皮膚からボォッと蒸気のあがるのがかんじられる。仕事とはいえわたしは、ひどく愉しみに、愉しみにしているんである。

「オルドン! オルドン! スーリア! オルドン!」…アラ? やっぱし歌っちゃうのです。ヨルダンとシリアが舞っている、気がする。
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by peaceonkaori | 2005-09-09 23:50 | 国内活動