NPO法人PEACE ON相澤(高瀬)香緒里による日誌的記録(~2007年まで)


by peaceonkaori
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★ イラク周辺地域へ出発のおしらせ
PEACE ON IRAQプロジェクト継続のため、相澤と高瀬が8月28日に日本を発ち、シリア、ヨルダンなどイラク周辺地域に向かいます。帰国は9月21日の予定です。

●活動内容は、
・ 現地スタッフのサラマッド達との打合せ、支援の調整(現在バグダードでの支援の継続が困難なため、無事に家族の避難先モースルに戻ったサラマッドは、現在モースル市内の病院、障がい児福祉施設、孤児院などを訪れて調査中) 。
・ 10月に中和ギャラリーで開催されるイラク人作家6人展のため、アンマン在住のハニ・デラ・アリ氏など画家との打合せ(2作家が来日予定)。
・ シリアでは主にアラブ雑貨等の仕入れ、またイラクから逃れてきたパレスチナ難民の調査を予定。

ひきつづき皆様のあたたかいご支援、ご協力のほどどうかよろしくお願いいたします。
 ・振込先 郵便振替 00160-2-647637
       口座名 PEACE ON
 ・備考欄に「イラク支援」とお書きください。

■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■帰国報告会
日時:9月23日(土・祭日)14:00~16:00(開場13:30)
場所:本駒込交流館4階会議室A 
(東京メトロ「本駒込」駅2番口右へ5分)
参加費:500円

どうぞよろしくお願いいたします。
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by peaceonkaori | 2006-08-27 17:24 | おしらせ
すでに今日になってしまいましたが、チャリティーライブ&トークショーのおしらせです。
PEACE ONは、物販で参加予定。イベントの収益金の一部と募金は、イラクのこども達のためにつかわれます。みなさま、ぜひにお越しください。
さあて、こんな早朝から京都→東京へ発たなくっちゃ。

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日時:8月21日18:30~(開場18:00)
場所:渋谷KABUTO
チケット : 前売3000円+1D(500円)・ 前売3500円+1D(500円)

出演:Myu(歌手)・ノブ遠山(ビアノ)・加塩人嗣(サックス、フルート)・柳澤信之(ギター、歌)、片桐幸男(ギター)・監澤栄治(ベース)・みどりこ(ピアノ、歌手)・木嶋康晃(歌手)
佐藤真紀JIM-NET)・安田純平(ジャーナリスト)・加藤健二郎(バグパイプ、軍事ジャーナリスト)
      
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by peaceonkaori | 2006-08-21 05:59 | おしらせ
PEACE ONオフィシャルホームページでもおしらせしているように、明日ワークショップでお話させていただきます。詳細は以下のとおり。

-----------------------------------------------------------------------------
●日時:8/16(水)19:00-23:00

●場所:交流イベントスペースあかね(東京メトロ東西線早稲田駅3分)

●講師:高瀬香緒里

・自己紹介
1978年、京都生まれ。同志社大学文学部哲学及び倫理学専攻卒業。長野県での隠居生活中にイラク戦争開始。現在は、NPO法人PEACE ONにて、イラク支援・文化交流活動に取り組む。同法人理事。27歳。

イラクという国の魅力にとりつかれて早3年半、日に日に情勢の悪化するこの国を、ただ見ているだけというのは辛いものがありますが、それでも愉快なイラーキーと接するのはほんとうにオモシロイ。支援と交流をとおして、これからもお付き合いしていきたいです。そして日本にも、イラクが好きと関心をもってくれるひとが増えればいいなと思っています。
最近では、「共謀罪」反対にも力を入れています。

・ワークショップ名
「アラブの魅力と壊されゆくイラク」

・ワークショップ要旨
イラク隣国ヨルダンを訪れ、そこで知った底抜けに明るいアラブの毎日と、突きつけられたイラクの現実とのギャップ。本ワークショップでは、ヨルダン報告を中心に、いかに魅力的な国イラクが破壊されているか、写真と映像を使って、その事実を見ていただきます。
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by peaceonkaori | 2006-08-15 15:34 | おしらせ
イラクはもちろんレバノンのことだって気になって、仕事が手につかなかったり寝込んだりと、NGO職員失格な日々がつづいている。
e0058439_23432198.jpge0058439_23434276.jpge0058439_2344810.jpg7月27日と8月4日のイスラエル大使館前での抗議アクションに2回、1日のビジルに1回(イスラエル大使館前は警官がうようよと集まっていて、かれらは祈りもシュプレヒコールを叫ぶこともせずにわたし達を不当にじゃましていた。わたしは歩道に止まっている警官に「歩道に止まらないでください」ときつい口調で言われたので、「あなたも止まっていますよね」と返したのだが、相手はノーコメントだった。ふしぎ)、そして代表の相澤も発言するというので、9日の文京区民センターでの「イスラエルのレバノン・パレスチナ侵略を問う8.9緊急集会」と、11日の埼玉県の上福岡駅前での音楽とリレートーク「レバノンの戦火を止めよう!」に参加した。国際署名にも3つほどサインした(Save the Lebanese Civilians PetitionJustice for LebanonCeasefire Campaign)。
それでも、気もちがくさくさするのに変わりはない。今の自分は、これだけのことしかできていない。
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国際的に世論が高まればそれは必ず圧力になる、圧力になるほどの世論を作り出さなあかんし、そのためには1人1人が声をあげてゆくべき。すくなくともわたしは、そう信じている。でもそれができていない、この状況。国連では決議だのなんだのとノラリクラリといっているが、あなたがたが机上で決めるその停戦の開始までにいったい何人もの一般市民が殺されていることか。オーケー、細かな議論や多角的な解説を繰りひろげることは必要だ。いいえ、それにしたってわたし達はまず、戦争を止めさせることをやらなければならないんじゃないの? ひとが死んでる、みんなが怪我をしたり家を失くしたりしているんだもの。
そして、わたし達NGOは支援活動を含めた今後の展開を考えていかないといけない。戦争を起こさなければ戦災のための支援も必要ないのに、なにかがおかしい。

わたし達PEACE ONでは、パレスチナの子供の里親運動(JCCP)を応援しています。1984年から支援を続けてこられたJCCPでは現在レバノン緊急募金をされていて、それはJCCPの現地パートナー団体ベイトを通じてレバノン国内にあるパレスチナ難民キャンプに使われます。
7月30日におこなったPEACE ON LEARNINGでも、岩手の瑠璃屋さん(PEACE ON会員)の協力でお菓子やお味噌などの商品を販売しその売り上げ金を全額JCCPへ寄付させていただきました。

○● 募金先(郵便局振替口座) ●○
・口座記号番号 00120-0- 112249
・加入者名 パレスチナの子供の里親運動
・通信欄 「緊急募金」とお書きください


そうそう、先日お伝えした現地スタッフのサラマッドの続報。今回ぶじに、バグダードからモスルに戻ったとのこと。
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by peaceonkaori | 2006-08-14 23:50 | 募金・入会案内

バグダード周辺への祈り

PEACE ON現地スタッフのサラマッドからのメール(内容は、代表YATCHのブログ記事「故郷イラクへの旅路」「故郷イラクへの旅路2~バグダード恐怖の日々~」をお読みください)に、白昼のバスルームで口唇からよだれを垂らし、鼻から鼻水を、瞳からは大粒の涙を落として、ご近所の迷惑もかえりみず大きな大きな声でわたしは嗚咽が、終わらなかった。
戦争はなにも、人間の命を奪うだけではないのだ。数千年もの文化遺産を奪い、住みなれた家屋を奪い、学校でのひと時を奪い、人びとのモラルを奪い、お隣さんやお友達の信じるこころを奪い、1人の命が注射器1本よりも安価なものにだってなりうるのだ。路上には遺体があたりまえのようにして転がっている。こどもらはそれらをゴールに、サッカー遊びに興じている。50度の灼熱、死の臭いはみなの嗅覚を狂わせたのか。
明日からバグダードへ帰るという。賄賂だけではどうしようもないことが、ある。わたしは言葉を失う、こんなメールを受けとったあとでは。しかし、泣いてばかりではいけないと思う。しかししかし、どうしても仕事が手につかない。真夜中になって、すなおな気もちをメールに託した。同じ組織のスタッフとしてではなくかけがえのない愛すべき兄弟姉妹として、わたしは2通のメールを打った。
送信は間に合わなかったようで、連絡のないまま数日が過ぎていった。

そしてゆうべ、短いメッセージが届いていた。

親愛なるベストフレンズ、兄と妹へ
君の気もちとグレートな言の葉を、ほんとうにありがとう。
僕は独りじゃないってマジに感じたよ。
すまなく思う、けど僕はバグダードへ来た。お祖母ちゃんの家にいるよ。
どうかしんぱいしないで。モスルに戻ったら、ここでの悲しく恐ろしいライフの詳細を話すから。


今はただ、自分にできるだけの仕事をして、友のぶじを祈り待つしかない。

そして今朝は、イラクからの電話に起こされた。それはサラマッドとは別のイラクの友で、わたしは数日前に笑えないジョークに富んだメールを受けとっていたんであった。

やあ、かおりさん。
メッセージをありがとう。僕はまだ外国へ行くヴィザをゲットできないでいる。オーストリア、英国、カナダ、と試したけれど、不運なことにこんな国じゃあかんたんなことではないのさ。誰もイラク人になんてヴィザをくれやしない。たった1つだけ、とてもかんたんにゲットできるヴィザがあるよ。なんだか分かるかい? それは死のヴィザさ。我われの国では、ちょうかんたんに、じゆうにゲットできるね。そんなこんなで、数日で僕はヴィザ取得をあきらめると思う。成功しなかったら、バグダードへ戻って近郊の村に住むつもり。死のヴィザにトライしてね。
ごめん、こんなことを云って。でも僕はイラク国民として感じている。どんな国も僕を受け入れてはくれないと。
たくさんのありがとうを。


郊外の村ではPC接続はできないから、今後は携帯電話でのやりとりになる。コンタクトの手段がある限り、わたしは連絡をとりつづけようと思う。それだけが、わたしがかれにできるたった1つのことだから、祈りのほかには。

祈り-最後にはわたしは祈ることしかできない気さえする。かれやかのじょやかれやそのご家族、そして死んでいったかれの弟のために。
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by peaceonkaori | 2006-08-11 00:13
e0058439_22322025.jpg9日、午前11時。この1月ほどのあいだに集めた署名5495筆(Web1631・紙媒体3864)を携えて、アメリカ大使館前。
抗議行動なんかでは"アメ大"前へは行くことができず200メートルの彼方まで押し下げられるので、わたしは"アメ大"前に来るのが初めて。イラク大使館とは違って、かなりご立派な建物とものものしい警備なのだなあ、というのが第一印象。ヴィザ取得のために並ぶ傘の列がずらーっとつづいていた。

出てこられたのは、政治部スタッフではなく、警備課スタッフと称する男性。大使館のかたとどんなことをお話しよう、などと思っていたのに、門の前ですぐにでも終わってしまいそうな雰囲気になる。もちろん色んなグループが次から次へと色んな抗議文やら署名やら写真やらを持ってくるわけだから、いちいち対応していられないのも分からないではない。
けれどもこちらだって、40余国5495名分の思いを引っさげてやって来ているのだ、イラクの友の家族が死んでいったりしているのだ。すごすごと踵を返すわけにはいかない。ていねいに文書の説明をおこなった。これは単純な米軍のイラク撤退を訴えたものではないこと、米兵のイラク人への態度を改めてほしいということ、米軍が悪行を重ねれば重ねるほどイラク人は米国を敵とみなしレジスタンスが増えるという悪循環に陥るということ…。
担当者の態度がしだいに変わってきたのがみてとれた。文書と署名は責任をもって担当に渡すと約束してくださる。大使館員スタッフが確認後、本国に電報で概要を送った後に現物を送る手はずだそうだ。わたし達が前もって渡していた資料を、このかたは前日にきちんと目を通してくださっていたのも、ありがたい。

ほんとうに本国へ渡るのか、最終的に宛先である大統領ブッシュの目に触れるのかは、知ることはできないけれども、とりあええずありったけの思いを託して大使館を後にした。
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by peaceonkaori | 2006-08-10 22:31 | 国内活動