アンマンの床屋さん
2007年 06月 13日
YATCHが散髪したがったので、近所の床屋さんに入ってみる。前を通るたび、店主が「いらっしゃい!」と呼びかけてくれていたのだ。
ネクタイ姿の店主は陽気なパレスチナ人で、ひょいひょいとお客さんの髪を切っている。わたし達は椅子に腰掛けて待ち、そのようすをおそるおそる眺めていた。お客は髭にこまかく注文をつけていたが、満足したよう。YATCHの番になった。
まずは記念撮影。店主は息子さんに携帯電話のカメラで撮るよう言い、カシャ。「おくさんも」と言われてもう1枚、パシャ。日本人客なんてきっと初めてなんだろう。わたしは「とにかく短くしてやって」と指示する。店主は「ギューット? ギューット?」(←good?の意味と思う)と繰りかえしながらバサバサ切っていくので、YATCHは死刑台にでもいるような心情。「すいてください」というアラビア語が分からず、「今は髪が多いでしょ? すくなくして頂戴」とつたえても通じない。そもそも、髪をすく道具も見あたらないし。ギューット、どんどん短くなるばかりだった。
店主は、口にくわえた糸を顔面にすべらせて産毛を抜き始めた。これは日本にはない手法。YATCHのは「チクチクしたけど気もち好い」と言っていた。
あっという間にできあがり。ツンツンなYATCH、2ディナール(約350円)。ハニや真紀さんに尋ねてみると、4ディナールとか5ディナール払っていたそうなので、格安なのかな。またお願いね、ギューットな店主さん。
ネクタイ姿の店主は陽気なパレスチナ人で、ひょいひょいとお客さんの髪を切っている。わたし達は椅子に腰掛けて待ち、そのようすをおそるおそる眺めていた。お客は髭にこまかく注文をつけていたが、満足したよう。YATCHの番になった。
まずは記念撮影。店主は息子さんに携帯電話のカメラで撮るよう言い、カシャ。「おくさんも」と言われてもう1枚、パシャ。日本人客なんてきっと初めてなんだろう。わたしは「とにかく短くしてやって」と指示する。店主は「ギューット? ギューット?」(←good?の意味と思う)と繰りかえしながらバサバサ切っていくので、YATCHは死刑台にでもいるような心情。「すいてください」というアラビア語が分からず、「今は髪が多いでしょ? すくなくして頂戴」とつたえても通じない。そもそも、髪をすく道具も見あたらないし。ギューット、どんどん短くなるばかりだった。
店主は、口にくわえた糸を顔面にすべらせて産毛を抜き始めた。これは日本にはない手法。YATCHのは「チクチクしたけど気もち好い」と言っていた。
あっという間にできあがり。ツンツンなYATCH、2ディナール(約350円)。ハニや真紀さんに尋ねてみると、4ディナールとか5ディナール払っていたそうなので、格安なのかな。またお願いね、ギューットな店主さん。
by peaceonkaori
| 2007-06-13 17:03
| 中東にて